このご信心はどんな信心かということを一言で言うと、『正直な者が得をするご信心』だということです。正直者が得をする。ごく当たり前のような言葉ですが、なかなかそのようにはゆかないのが世の中です。『悪党ほどよく眠る』とさえいわれています。正直に真面目にコツコツ働いた者が一向うだつがあがらず、ずる賢く要領よく横着に立ち回ったものが重宝がられて出世したりするというのが現実の世の中です。いや現代は正直ということですらどういう意味か分からないという人が多くなっています。仏のみ教えからすれば現代は末法悪世だと言われ、世に悪法がはびこり人の心が『正』にそむいて『悪』に帰しているからだといわれ日蓮上人はこれを絶叫されています。現代世相はまさにこの姿を呈しています。
ところで、私たちのご信心、日蓮・日隆・日扇上人のお心を継ぐこのご信心は絶対の正法の世界です。正しい因果関係が保たれる世界だともいえます。大尊師日扇上人は『人をうやまえば人またわれを敬う。人をかろしむれば人またわれをかろしむ。信者この因果を信ぜよ。されば仏の本因妙の修行すれば仏果を成ず。信心強ければその福つよく、ゆるければその福もゆるく。万事これに準じて知るべし。』
と仰せられています。
人を敬えば自分も敬われる。人を軽べつすれば自分も軽べつされる。こういう単純な正しい因果、原因結果の世界を信ずるのが信者であるといわれ、そして仏の根本の因の修行である本門八品上行所伝のお題目のご信心、その修行をするところに仏の果報を得ると言われているのです。ですから正しい原因と結果が結び付くのが、このご信心です。
それが御利益現証ではっきりあらわれているのです。
大尊師日扇上人は
『信者の中に真実の信者のすけないのは悪世のしるしなり、不正直の質なるが多き故なり 疑迷の二字いまだのぞきはらうことあたわず さて御利生こうむる人は信者なり(後略)。』と仰せられ。同じお題目をお唱えし、お参りしても御利益をあらわすのとあらわさないのがある。正直なご信心は必ず御利益があらわれる、しかし不正直な信心では御利益があらわれない、それどころか他宗からそしりを受けてご法に傷をつけてしまうと仰せられています。正直者が御利益を頂き得をしていってこそ正しい世界が築かれ、世の人々が皆『正』に帰してゆくということが言えるのです。最近仏立宗内でもなかなか御利益があらわれないという声があります。現代相に流されて不正直になっているからです。
本薫寺では不思議な御利益が次々あらわれ、ほとんど御利益を頂かないということはありません。色々の御利益談がありますが、癌がご祈願中になくなってしまったという御利益をほとんどの人が頂いています。その他家庭内の心の面、生活の面一切の悩みが不思議な御利益で解消し、幸せになっておられます。本薫寺は教え通りの正直なご信心を形成しているといえるでしょう。現代の悪世相にまみれない正直な信心の世界がここにあるといえます。そして仏の不思議な自在の神力、自由自在の仏の力があらわれています。正直者が得をする素晴らしいご信心の経力の世界がここに現出しています。本薫寺の現証御利益の他に比類ないことをご覧なさい。全く不可思議の世界です。
私たちは本門仏立講護法信衛連としてこの純粋な御法ご信心を広め、世の中に正直者が必ず得をするという真実の世界仏の世界の輪を広げてゆかなければなりません。そして正法の経力をもって日本・全世界を救ってゆくべきです。地球の温暖化・環境汚染により人類の死滅近いと叫ばれている今日、正法の正しい因果の世界、真の仏の世界の実現以外には人類を救う道はありません。
このご信心は正直者が得をする信心です
植田日因(淳明)